炭山だより

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今年は日本中、大雪に見舞われ大騒ぎ。
急勾配の峠道を越えなければならない炭山への道は、スタッドレスでもスリップして危険でした。
今日も未だ屋根も上や屋根から落ちた雪が残っています。

      天蒼し小鳥飛 ...

炭山だより

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穏やかに晴れた小春日和が続き、冬眠する場所を求めて壁や窓辺に来るカメムシを見かけるようになりました。
カメムシが多い冬は雪が多いとか・・・・
雪が降ったら私たちも冬眠するかな(*^▽^*)

月食のうす紅色や ...

炭山だより

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高く澄んだ空を鳶が円を描いてゆっくり飛んでいます。
木々の紅葉はもう少し先でしょうか・・

錆し鎌置き忘れあり草紅葉    陽を浴びて零余子(むかご)こぼれる垣根かな

炭山だより

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秋霖という響きだけで肌寒く感じますが、そんな雨が降りました。
朝の冷え込みに耐えかねて、エアコンのスイッチも冷房から暖房に切り替えました。

野歩きのお土産は先ず草虱    夕月夜峠の鉄塔ひとりぼち    自画像のゴ ...

炭山だより

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夕暮れとともに大気は冷え込み、山の端の一番星も更に輝きを増して見えます。

妹と昔ばなしを居待月    地の果てへ誘うか畦の曼珠沙華  秋麗や開け放たれて批点舞ふ

 

炭山だより

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今年は台風が多そうです。
台風の進路からかなり離れた地方に大雨をもたらしているので油断大敵ですね。

八朔の蟻ことごとく急ぎけり      鬼やんま君の折り返し点は何処          新涼や空へ幾千万の草の絮

炭山だより

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立秋を過ぎましたが、暑さは衰え知らず。
日本のあちこちで続いた線状降雨帯による大雨による夜被害の大きさに驚いています。
ちょうど10年前のお盆に、ここ炭山が豪雨災害に見舞われ、炭山に通じる全ての道が山崩れで塞がり陸の孤 ...

炭山だより

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ほとんど雨が降ることも無く、祇園祭を待たずに梅雨が明けてしまいました。
それでも、紫陽花は30数個の花を咲かせてくれました。

鉛筆の芯の匂いや半夏生       夏野行く既視感はいつも唐突

炭山だより

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万葉の頃から初夏の暁に聴く時鳥(ホトトギス)が詠まれているように、本当に明け方によく啼いています。
そして鳴きながら近くを飛んでゆくのが分かりますが・・・未だその姿を見たことがありません。

             ...

炭山だより

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ふと目をやると山は日毎に色を変えています。
黄色や薄橙色の新芽はやがて清々しい新緑となり、山全体を覆うようになります。

            雲晴れて八十八夜の星かがやけり      山道を素足で駆ける子青葉風 ...